サンクチュアリ通信BLOG 平和戦略

世界平和戦略、日本の国家戦略から、宗教、歴史、政治など、さまざまな分野を幅広くあつかうBLOGです。 分かりやすく、面白い、解説に努めます。

2019-06-01から1ヶ月間の記事一覧

Оsaka・G20と反グローバリズム世界革命

大阪G20は反グローバリズム国家群が主導する 2016年10月、超大国アメリカで、反グローバリズムの巨大な中心・トランプ大統領が誕生しました。それにより、世界史の流れは大きく転換しました。 永田正治(Masaharu Nagata) ● グローバリズム体制は凋落…

秀吉の朝鮮侵攻の発案は「西洋弱肉強食の国際政治」から

西洋国際政治は日本にとっては危険思想だった 《島嶼独立国家・日本 -グローバリズムと戦う日本文明論-12》 永田正治(Masaharu Nagata) ●ズバリ!他国侵攻は、信長が、西洋弱肉強食の国際政治から学んだ フロイスは、信長と何度も会い長時間談話し、世界…

中天に輝くキリシタンの栄光・信長はここまでキリスト教を優遇した !

信長は天皇が求めても献上しなかった安土城屏風絵を宣教師に与えた 《島嶼独立国家・日本 -グローバリズムと戦う日本文明論-11》 永田正治(Masaharu Nagata) ●キリスト教宣教師を公家と同等に扱った「馬揃え」 村重謀反の翌年、イエズス会の巡察師アレク…

日本史の一大奇観・なぜか、信長の異常なキリスト教保護

魔王信長、宣教師フロイスの勇気に感動す 《島嶼独立国家・日本 -グローバリズムと戦う日本文明論-10》 永田正治 (Masaharu Nagata ) ●信長、フロイスの勇気に感動する (二条城での会見) 永禄12年(1569)の4月3日、今度は、信長が会見を申し出、場所…

戦国キリスト教・激動ヨーロッパから激戦日本に

ザビエル来訪は躍動する戦国脱亜時代を拓いた 《島嶼独立国家・日本 -グローバリズムと戦う日本文明論-9》 永田正治 (Masaharu Nagata) われらは唯一のデウス、唯一の信仰、唯一の洗礼、唯一のカトリック教会を唱道する。日本には十三の宗派があり、そのほ…

「原版エクソシスト」の真実・ホラーは宗教か?

エクソシストは愛の勝利の物語 永田正治 (Masaharu Nagata ) ●ホラーの本質と「エクソシスト」 人は「怖いもの見たさ」という心理があります。とくに若者には強く、ホラー映画や恐いテレビ番組などはたいへんな人気があります。ホラーは、霊的存在である悪魔…

聖徳太子コンプレックスと仏教史の黒子・蘇我馬子

日本人は宗教奨励を聖徳太子のような偉大な指導者の役割と誤解している 《島嶼独立国家・日本 -グローバリズムと戦う日本文明論-8》 永田正治 (Masaharu Nagata) 遠く天竺から三韓に至るまで、教に従い尊敬されています。それ故百済王の臣明は、つつしん…

韓国と日本・仏教伝来の根本的ちがい

韓国の仏教受容は中華帝国の影響のもとに成された 《島嶼独立国家・日本 -グローバリズムと戦う日本文明論-7》 永田正治 (Masaharu Nagata ) ●仏教、東アジアへ 仏教は紀元前3世紀の中ごろ、マウリヤ朝のアショカ王に保護されインド全域に広がり、海を渡…