サンクチュアリ通信BLOG 平和戦略

世界平和戦略、日本の国家戦略から、宗教、歴史、政治など、さまざまな分野を幅広くあつかうBLOGです。 分かりやすく、面白い、解説に努めます。

《キリストから孔子へ》・欧州宣教師から朝鮮通信使に

朝鮮通信使は400名を超える大使節団であった 《島嶼独立国家・日本 -グローバリズムと戦う日本文明論-13》 永田正治(Masaharu Nagata) ●徳川幕府によるキリシタン大迫害と鎖国・そして時代は、儒教強化・「朝鮮通信使」来訪に 秀吉が死に、宣教師は再…

Оsaka・G20と反グローバリズム世界革命

大阪G20は反グローバリズム国家群が主導する 2016年10月、超大国アメリカで、反グローバリズムの巨大な中心・トランプ大統領が誕生しました。それにより、世界史の流れは大きく転換しました。 永田正治(Masaharu Nagata) ● グローバリズム体制は凋落…

秀吉の朝鮮侵攻の発案は「西洋弱肉強食の国際政治」から

西洋国際政治は日本にとっては危険思想だった 《島嶼独立国家・日本 -グローバリズムと戦う日本文明論-12》 永田正治(Masaharu Nagata) ●ズバリ!他国侵攻は、信長が、西洋弱肉強食の国際政治から学んだ フロイスは、信長と何度も会い長時間談話し、世界…

中天に輝くキリシタンの栄光・信長はここまでキリスト教を優遇した !

信長は天皇が求めても献上しなかった安土城屏風絵を宣教師に与えた 《島嶼独立国家・日本 -グローバリズムと戦う日本文明論-11》 永田正治(Masaharu Nagata) ●キリスト教宣教師を公家と同等に扱った「馬揃え」 村重謀反の翌年、イエズス会の巡察師アレク…

日本史の一大奇観・なぜか、信長の異常なキリスト教保護

魔王信長、宣教師フロイスの勇気に感動す 《島嶼独立国家・日本 -グローバリズムと戦う日本文明論-10》 永田正治 (Masaharu Nagata ) ●信長、フロイスの勇気に感動する (二条城での会見) 永禄12年(1569)の4月3日、今度は、信長が会見を申し出、場所…

戦国キリスト教・激動ヨーロッパから激戦日本に

ザビエル来訪は躍動する戦国脱亜時代を拓いた 《島嶼独立国家・日本 -グローバリズムと戦う日本文明論-9》 永田正治 (Masaharu Nagata) われらは唯一のデウス、唯一の信仰、唯一の洗礼、唯一のカトリック教会を唱道する。日本には十三の宗派があり、そのほ…

「原版エクソシスト」の真実・ホラーは宗教か?

エクソシストは愛の勝利の物語 永田正治 (Masaharu Nagata ) ●ホラーの本質と「エクソシスト」 人は「怖いもの見たさ」という心理があります。とくに若者には強く、ホラー映画や恐いテレビ番組などはたいへんな人気があります。ホラーは、霊的存在である悪魔…

聖徳太子コンプレックスと仏教史の黒子・蘇我馬子

日本人は宗教奨励を聖徳太子のような偉大な指導者の役割と誤解している 《島嶼独立国家・日本 -グローバリズムと戦う日本文明論-8》 永田正治 (Masaharu Nagata) 遠く天竺から三韓に至るまで、教に従い尊敬されています。それ故百済王の臣明は、つつしん…

韓国と日本・仏教伝来の根本的ちがい

韓国の仏教受容は中華帝国の影響のもとに成された 《島嶼独立国家・日本 -グローバリズムと戦う日本文明論-7》 永田正治 (Masaharu Nagata ) ●仏教、東アジアへ 仏教は紀元前3世紀の中ごろ、マウリヤ朝のアショカ王に保護されインド全域に広がり、海を渡…

日本の宿命・「脱亜」か「入亜」か?

戦国時代は最初の「脱亜の時代」であった 《島嶼独立国家・日本 -グローバリズムと戦う日本文明論-6》 永田正治 (Masaharu Nagata ) ●脱亜という文明の挑戦 -戦国脱亜・明治脱亜- 日本の歴史は、西洋に接近した「脱亜の時代」と、アジアに接近した「入亜…

5.25トランプ大統領来日歓迎《反グローバリズム・奇跡の指導者》

トランプ大統領は「神の摂理」・馬淵睦夫氏 永田正治 (Masaharu Nagata ) 25日に来日するトランプ大統領を心から歓迎いたします。この第45代アメリカ大統領の登場は奇跡というしかありません。世界でいったい何人の人が、トランプ候補当選を予想したでし…

ローマ帝国の大迫害とキリシタン大殉教の類似要因

歴史は、後ろ盾のない宗教は迫害された事実を伝える 《島嶼独立国家・日本 -グローバリズムと戦う日本文明論- 5》 永田正治 (Masaharu Nagata ) ●はじめに 前回、世界の宗教受容は、帝国の力によって達成された場合が多かったと論じました。島嶼独立国家…

世界宗教史のパラドックス -帝国が宗教を伝播した-

コンスタンチヌス帝の改宗は「ヨーロッパの改宗」といわれる 《島嶼独立国家・日本 -グローバリズムと戦う日本文明論-4》 永田正治 (Masaharu Nagata ) ●はじめに 本論では、帝国=悪、とは捉えません。帝国こそ文明の守護者であり、帝国がなければ、高度…

《 こころ優しい妖怪と、千と千尋の神隠し、そしてハリーポッター 》 その宗教性の深部

日本人にとって妖怪は土の匂いがする癒しキャラ 宗教・スピリチュアリティー 4 永田正治 (Masaharu Nagata ) ●はじめに 妖怪、魔法使い、もののけなど、異界の住人があらわれるファンタジーは、「多神教の世界」で、絶大な人気を誇ります。それは「一神教」…

平和的天皇制と島国的サムライ -島嶼独立国家の守り人-

王者の使命は国民のため外敵と戦うこと 《島嶼独立国家・日本 -グローバリズムと戦う日本文明論-3》 永田正治 (Masaharu Nagata) ●はじめに5月1日の新天皇御即位をもって、令和の御代が始まりました。歴史的に、中華帝国から自由だった島嶼独立国家を統…

独立国・ジパングと、隷属国・イングランド (日・英・比較論)

サムライ・地政学的優位が元寇撃退 《島嶼独立国家・日本 -グローバリズムと戦う日本文明論-2》 永田正治 (Masaharu Nagata) ●はじめに 悠久な世界の歩みは、帝国が力を振るい、多くの国家、民族は主権を奪われましたが、第二次世界大戦後、諸国は次々と…

21世紀の奇跡・トランプ福音主義大統領とBrexit(イギリスのEU離脱)

日本は反グローバリズムに舵を切れ! 《島嶼独立国家・日本 -グローバリズムと戦う日本文明論-1》 永田正治 (Masaharu Nagata ) ●はじめにアメリカとイギリスは世界をグローバリズムに巻き込んだ二大国家です。なんと、その二カ国から、トランプ革命とBre…

何故、イエスは22億人を抱擁できたのか?ー体験のちからー

何故、イエスは22億人を抱擁できたのか? 永田正治 (Masaharu Nagata ) ●はじめに つづけてスピリチュアリティーでは、消化不良を起こさないか心配になりまして、今回は宗教にいたしました。スピリチュアリティーの続きは5月10日ごろお届けしたいと思います…

宗教者の苦悩とスピリチュアリティ―

宗教とスピリチャリティーは異母兄弟 永田正治(Masaharu Nagata) ●はじめに 宗教者にとって、スピリチュアリティ―は理解が難しい。しかしそれは、異母兄弟のような関係なのです。今回はその解説を試みます。 宗教意識の変化私たちは、地球がまるいことを知…

宗教とUFО・宇宙人

人類は宇宙の創成について共通見解を持つに至っていない。 永田正治(Masaharu Nagata) ●はじめに 今から3回、スピリチュアリティ―に関してお伝えします。スプリチュアリティーは、「広義の宗教」、あるいは「宗教的な文化」ということができます。現代文化…