サンクチュアリ通信BLOG 平和戦略

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5.25トランプ大統領来日歓迎《反グローバリズム・奇跡の指導者》

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トランプ大統領は「神の摂理」・馬淵睦夫氏

 

 

永田正治 (Masaharu Nagata ) 

 

 

25日に来日するトランプ大統領を心から歓迎いたします。この第45代アメリカ大統領の登場は奇跡というしかありません。世界でいったい何人の人が、トランプ候補当選を予想したでしょうか。メディアは圧倒的にヒラリー候補当選を予測しました。新聞社の出口調査もヒラリー当選を示していましたが、見事に外れました。それは、メディアがあまりにもトランプ候補を批判するので、かなりの数の有権者が、周囲を気にし、ヒラリーに入れたと答えながらも実際はトランプに票を投じていました。これも異例の事態で、多くのアメリカ人がメディアの扇動に乗らず、本音でトランプ候補を支持したのです。

 

 

しかし、トランプ候補勝利の条件は備えられていました。高岡望氏のアメリカの大問題-百年に一度の転換点に立つ大国-』は、現在、アメリカは三つの大問題に直面し、百年に一度の転換期にあるとしました。そして、第一に掲げた大問題が、格差移民の問題です。アメリカ国民を分断している極端な格差、そして移民問題、これこそグローバリズムの時代が生んだ惨状なのですが、多くのアメリカ人はグローバリズムが原因であると気づいています。トランプ候補はそれを徹底的に批判しました。

 

 

反対に、ヒラリーは批判できません。理由は簡単です。そもそも、彼女自身がグローバリストであり、それを推進してきたグループの一員だからです。高岡氏の本は投票日より4か月前の2016年6月に出版されましたが、トランプ候補が当選することによって、高岡氏の歴史認識が正しかったことが証明されました。すなわち、アメリカが抱える困難な問題を解決するため、百年に一度の革命を成すためにトランプ大統領は登場したのです。

 

 

トランプ大統領登場の影響は、アメリカだけでなく、世界に波及しています。日本を憂う保守派の人々は、ながく絶望的な状況の中で、日本の再生を叫んできました。日本を亡国に導くグローバリズムの問題を指摘しても、耳を貸す人々は少なく、反グローバリズムなど少数派の戯言扱いされました。しかし、トランプ大統領の登場によって、状況は一変しました。アメリカからの大きな僥倖で、日本の未来も明るい光が差し始めたのです。

 

 

馬渕睦夫氏はそれを神の摂理と言い、加瀬英明氏は「神からの贈物」と言いました。保守の有力なオピニオンリーダーがこんな賛辞を贈るほど、トランプ大統領の登場は日本にとって画期的な出来事だったのです。昨年の10月には、ブラジルで反グローバリズムのボルソナロ政権が誕生しました。つい今月の19日には、オーストラリア総選挙で、トランプ大統領反グローバリズム思想と福音主義の信仰を同じくする与党のスコット・モリソン首相が、敗北必至が予想される中、トランプ勝利のような、奇跡的勝利をおさめました。反グローバリズムの潮流は燎原の火のごとく世界に波及しています。

 

 

アジアに目を向けましょう。オバマ前大統領は、アメリカ史上、かつてない優柔不断で無責任な外交を繰り広げ、中国は周辺に拡大の歩を進め、中東は大混乱に陥りました。アメリカは、「戦わない軍事大国 (日高義樹.2016) 」と見られ、強力な軍事力を持っていてもそれが侵略の抑止力になりませんでした。

 

 

しかしトランプ大統領は、中国や北朝鮮、イランに対し、アメリカや同盟国に対する挑発に対し断固たる態度を示すことによって、これらの国の策動を阻止しました。特に、昨年の10月4日、ペンス副大統領が中国に対し、宣戦布告のような強烈な警告を与えました。まさに、チャーチルの「鉄のカーテン演説」に譬えられるような歴史的スピーチです。世界の反中国・自由運動の人々は歓喜しました。これには中国も震え上がったことでしょう。今や、アメリカにおいては、民主党も強硬な反中国の立場をとるようになりました。 

 

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日本はトランプ大統領と共に反グローバリズム革命を成すべきです


ところが、日本はどうでしょうか。安倍首相が中国の拡張政策に対抗してきましたが、残念なことに、自民党のなかにも、親中派といわれる人物がいます。トランプ大統領は、ますます、中国、さらには、北朝鮮に追従している韓国に対し明確な牽制サインを示しています。トランプ大統領来日を契機に、日本の政界は世界の新潮流を正しく受け止め、覚醒しなければなりません。

 

 

高岡氏が言われるように、トランプ大統領アメリカにおいて百年に一度の革命を実行する大統領です。革命の抵抗勢力はグローバリストです。トランプ革命の進展とともに、グローバリストは人々から見放され、分裂し、勢力を弱めるでしょう。この島嶼独立国家・日本-グローバリズムと戦う日本文明論-」シリーズでは、トランプ革命の要諦は、見えざるグローバリズム帝国を崩壊させることだと定義しました。ながく、人類史は帝国が君臨してきました。第二次世界大戦後、諸国は独立し、帝国の時代は終焉したかのように思われましたが、グローバリスト帝国という見えざる帝国が世界を支配するようになりました。

 

 

トランプ大統領は、このマネーの力と巧みな陰謀で世界を支配するグローバル帝国を打ち倒す指導者です。また、中国は、グローバリストによって育てられた傀儡の帝国です。日本はこの中国共産帝国の脅威に直面しています。日本はトランプ大統領と堅く手を握り、中国の侵略野望を阻止し、さらに進み、世界をグローバリストのくびきから解放する歴史的使命を果たさなければなりません。

 

 

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